(株)田中印刷は戦後の混乱から復興に向けて動き出した昭和25年に京都・伏見の地で名刺の印刷を始めました。その後戦後の技術革新の中で幾多の変遷をたどりながら事業を拡大してまいりました。
印刷物は文化のバロメーターであり、世の中になくてはならないもので景気のよし悪しに影響されない安定した事業と云われてきました。しかし今日、世の中IT化、WEBの発達により紙媒体は減少の一途を辿っており、業界は業績悪化に苦しんでおり、斜陽産業とも云われております。
そのような業界の中で弊社は毎年増収・増益を達成し業界の注目を浴びております。また京都府元気印企業に認定され、経営革新計画も承認されております。これはいち早く需要の動向を察知し他社が避けている、あるいは弱いところを重点的に設備を導入し、工夫、改善を繰り返し、また5年前に南区の久世工業団地に帳票印刷製造専門工場を起ち上げ、国内では数少ない生産効率の高い帳票印刷に特化した工場を擁しているからであります。
一方、4年前から需要の増大する医薬品関連印刷物製造にも着手し、これは小企業では環境面、設備、技術面においてなかなか手がけられない分野の仕事であります。これをもう一つの収益の柱として取組みを始めたものです。さらにDPSと云われるデータ処理から封入封緘、発送までのトータルサービスも起ち上げ更なる飛躍を目指しています。
社会は目まぐるしく変化していきます。それに伴い社会が求めるものも変化していき、当然企業もその変化に応えなければなりませんし、応えることが出来なくなったら衰退していきます。社会が求めるものは何かを絶えず追求し、それに応えることが出来ればその成果が目に見える形となり数字にも表れ、そこに達成感・喜びが生まれます。その達成感・喜びも努力・苦労が大きい程、感激深いものであります。その結果として文化的な潤いのある生活実現に繋がっていきます。
このことが理解でき、挑戦していこうとする方に応えられる会社が田中印刷です。
給料さえ貰えればいいという考えの方には相応しくない会社です。
汗をかき、知恵を出し、仕事の喜びを感じたい人を求めます。
一緒に将来を語り合い、明るい未来を築いていきましょう!
平成28年6月(2016年6月) |